2010年6月27日日曜日

House-warming cheers!

2010年、早くも折り返し地点。新年の誓いの1つに「リフォームした家で、ハウスウォーミングパーティをたくさんやる!」というおめでたいものがあったのですが、上半期の達成度、なかなかです。3月からほぼ2週間おきの週末、友達や仕事仲間や家族、たくさんの人達に来てもらえました。乾杯すると写真を撮るのを忘れるため、ゲストの写真があまり残っていないのが残念ですが…。ある週末の午後は、同年代の仕事仲間と7時間熱血トーク。インテリアスタイリスト小山佳子さん、プラスワンリビング編集長の藤岡信代さんは、ともに“熱い女”。のんびり飲んで語るはずが、蓋を開けてみたらガンガン飲み&マシンガントークの男らしい会に。こちらも盛り上がっています。夫とワイン談義をする?カメラマンの千葉充さん。この日のゲストは、みんな未年生まれ。そしてこの週末のゲストは、大切な高校時代の親友達。OさんとNちゃんは、十代の頃からもう四半世紀以上のつき合い。「STORY」など女性誌にインテリア記事を執筆している鈴木奈代ちゃんとは、卒業以来20年以上会っていなかったのに、数年前にとある展示会で偶然再会し、同じ業界で働いていることを知ってびっくり。すぐに意気投合して以来の友達です。同い年の夫も含め、気心の知れた仲なので、この日は夜中までなんと9時間コース。途中疲れたらソファで寝るのも自由。そのうちBGMに合わせて元チアリーダーのOさんが踊り出し、深夜のリビングはダンスフロア状態に。もう十分ウォーミングアップしたよ、と家は言っているみたいですが、楽しいのでどんどん続けますよ。Cheers, my friends!

2010年6月22日火曜日

Stop the season in a bagle~♪

先月末の青山ファーマーズマーケットでたくさん買った「ベジキッチンゴトウタカコさんのベーグル、大切に冷凍して少しずついただいています。

朝ごはんにはカフェラテと一緒に、バニラアイスをのせたいちご(あすかルビー)としょうが&あんこ。ランチにはパクチーとレモンバジルを、ゴトウさんから教えていただいた「豚ひき肉と玉ねぎのナンプラー炒め」を添えて。うーん、ビールがススムくん。塩トマトと新ごぼうは、スタンダードに玉ねぎ入りクリームチーズで。まだとっておきのそら豆があるんだよねー。このあとは夏野菜ベーグルが目白押しのよう。四季折々のベーグル生活、くせになります。

2010年6月20日日曜日

ケアンテリアの女磨き

アシスタントのはな、久々に喋ります。

今日は馬事公苑のサロン「B-PET」にトリミングに行ったよ。ここは待合室。温泉浴や肉球ぷにぷにトリートメント、いつものマダムコースでお願いね。担当のお姉さんとはすっかり仲良し。ブローが終わったら、いつもたっぷりお水を飲むのさ。それで、いつもついうれしくなって、サロンの中を走り回っちゃうんだよね。
帰ってきたら休養とお肌のために、とにかく熟睡。もうはなも10歳だし、たまには女磨きもしないとね。ではまたお目にかかりましょう。わんわん。

2010年6月18日金曜日

infinite joy of creating

国立新美術館で21日(月)まで開催されているルーシー・リー展。作品を収録した本は家に1冊あったけど、実物を目にすると本当に感動します。あまりによかったので、2度見に行きました。
19歳から88歳まで、フォルムや技法や素材や釉薬、その他いろんな研究や試行錯誤を続けながら、ずっとずっと器を作り続けた仕事人。器もご本人も、なんて素敵な顔をしているんだろう。ただ作るだけじゃなくて、注文を受けて納品して…という仕事も自分でやっていたんだなぁ(「納期に間に合わなくて申し訳ございません」なんていう直筆の手紙も展示してあった)。館内で流しているデイビッド・アッテンボローによるBBCの工房取材ビデオもよかったな。大きな窯から焼き上がった器を取り出すときに「足、押さえてて」っていうのが可愛かったですよね。
Her life was filled with a tireless experimental spirit and the infinite joy of creating.と、解説の一部にありました。飽くなき研究精神と、何かを創り上げることの限りない喜びに満ちた人生。

心のメモに刻みました。

2010年6月16日水曜日

そしてまたひとり…

先週も少し打ち合わせの様子をお知らせしましたが、現在、ヘザー・ブラッキンさん宅で何やら楽しげなプロジェクトが進行中。

ウォールペイントの魅力にすっかりはまってしまった私。この楽しさを誰かに体験してもらいたくてたまらなくなり、ふふふ、次はヘザーさんを標的に…。そうです。はっきり言ってそそのかしました(笑)。

カラーワークス
の秋山千恵美さんにも来ていただき、カラースキームをじっくり練ります。色見本を見比べながら、すでにノリノリのヘザーさん「いやーん、これもこれも可愛いー、どうしましょう」ホントだー、可愛すぎる…どうしよう。ついにヘザーさん、立ち上がってペイントとローラーを手に…。うわー、いいんですか、いきなり!!!…というわけでは決してありません。これは色を実際の場所で見て、本当にしっくりくるか確認するために必要なプロセス、サンプルポットでのお試しペイント。こんなキュートな100ml入りの缶があるんですよ。これから本格的な工程に入っていきますが、ものすごく素敵なチェンジになりそうで、今から本当に楽しみです。発売日が近くなったら、またご報告することにしますね。

ヘザーさんはとてもお料理上手。撮影が午後までかかってしまい、ミートパイとパスタサラダのランチを用意してくださいました。サクサクのパイ生地も手作り。「やっぱりイギリス人の血のせいなんでしょうね、こういう食事が一番好きで、自分にしっくりくるんです」とヘザーさん。オーブンから漂うパイ生地の香りは、まるでイギリスの家庭にホームステイに来ている気分にさせてくれます。食後の紅茶も濃く淹れたブリティッシュスタイルのミルクティーで。うーん、幸せ。
インテリアデザイナーらしい洗練された趣味と、リラックスした雰囲気の部屋にお住まいながら、やはり分譲マンションの内装の味気なさとその限界については、私とまったく同じ思いを抱いていたと話してくれたヘザーさん。今回のプロジェクトで、もうひとつの故郷イギリスの家のようなインテリアに、きっとなりますよ!

2010年6月15日火曜日

An unexpected sunny day

天気予報では無情の雨、とのことだったので、朝8時の集合を前日にわざわざ9時半に遅らせたというのに、今朝6時、起きてみると外は快晴。「なんだ、晴れならそう言ってくれよ~」と思いつつ、フラワーアーティスト市村美佳子さんのお花企画の撮影で、横浜の住宅街に向かいました。

ロケ場所としてお借りしたのは、フランスの古道具や家具、ガーデンデザインで名高い自由が丘の「BROCANTE」の横浜店「BHS around」。家具の倉庫ということですが、全体が可愛い小屋と庭のプレゼンテーションになっていて、まるで誰かが住んでいるようなナチュラルでリラックスした雰囲気。ショップとしては土日祝日のみオープンだそうです。こんな素敵なガーデンがあるんだから、屋外で撮影したいですよね。ホントに晴れてよかった。バケツで出待ち中のお花と、車の荷台でスタンバイ中の花器たち。30度超えとおぼしき暑さでしたが、送風でお花が揺れてしまうのでエアコンはNG。撮影はサクサク進みましたが、やっぱりみんな少々バテ気味…。

カメラは片岡弘道さん。一緒にお仕事するのはこれで二度目ですが、ご一緒してすぐ、その腕のすばらしさと人柄の大ファンに。口数少なく、でもこちらの意図をさっとくんでさりげなく提示してくれ、しかもそれがいつも的確、いやそれ以上なのです。写真にはいつも何か旅情のようなものが感じられ、いろいろな意味で、私の尊敬する、そして理想とする仕事人のスタイルをお持ちの方だと勝手に思っています。撮影が半分近く進んだ頃、可愛い丸かごからキッチンクロスとホウロウのカップを取り出し始めた市村美佳子さん。なんと、家からスタッフのためにポットに入れて持ってきてくれたコーヒーを、おいしいクッキーとともに配ってくれたのです。そ、それ、本来なら編集の私が気がつくべき仕事じゃん…。本当に私って気が利かなくてダメねと反省。市村先生、さすがと感じ入りました。今度何かロケがあったら、私も絶対やる!この差し入れ。素敵。休憩中の片岡さんと市村さん。お二人とも、本日はありがとうございました。市村さんには、以前10年ほどお花を教えていただいていました。その自由で洒脱な、型にはまらないアレンジスタイルが今も大好きで、こうして再会して一緒にページを作れることの幸せを思います。この企画の発表は9月。またご報告します。

☆市村美佳子さんのフラワーアレンジメント教室「Velvet Yellow」はコチラです!

2010年6月10日木曜日

一緒にいて心地いい色

現在進行中の仕事で、「白という色についてもっと知るために」という記事を担当しています。白にもいろいろあって、自分が一緒に過ごして心地いいトーンの白を見つけようというテーマ。これは、入稿用に作った白のトーンの違いを解説するための色見本。たくさん並べると色によっては「これ、白と言うよりベージュじゃん」「これはグレーじゃん」と思ったりするのですが、単色で見るとちゃんと白です。すごくおもしろいですよ。発売の頃、また改めてお知らせしますね。
これは先日、秋に出る号の企画の打ち合わせで伺ったヘザー・ブラッキンさん宅でのショット。やはり色の企画で、いつものFARROW&BALLの色見本をはさんで話し合っていました。ヘザーさんが選ぶ色はシックなニュートラルカラーが多いのですが、この中の1色に、愛犬のボニーちゃんの毛の色とまったく同じ色が。一緒に過ごして心地いい色を選ぶと、自然とこんなことも起こるんですね。同席していたカラーワークスの新井さんいわく「インテリアに選ぶ色と、そこに住む人の雰囲気やキャラクターが、どのお客様をみてもぴったり合っていて驚くほど」だそう。ヘザーさんの家にあるアンティーク家具や大きなソファにいかにも似合いそうな、ピンクベージュ系の白やブルーグレーは、誠実で穏やかで、颯爽としたヘザーさんその人にもぴったりだったもんな。

ちなみに私の家は「カジュアルでおちゃめでちょっとポップ」だそう。これほめ言葉だよね? 「ふうん、そうなんじゃない? 早く散歩行こうよ、わんわん」

2010年6月8日火曜日

Family members

週末に夫のいとこの結婚式があり、Cousin-in-lawの私まで呼んでもらい、出席してきました。介護のお仕事をしている新郎新婦で、勤務施設のおばあちゃんがおしゃれをしてはるばる会場にいらっしゃったり、いまどきカップルらしいDVD上映があったりして、ほのぼのとしたいい結婚式でした。翌日は、仕事で早めに帰った双子弟アキオくん以外のファミリーがわが家に集合。左から、六本木に引っ越したばかりの双子兄ヤスオくん、岐阜のお母さん、長野の妹チカちゃんファミリー。小さなお客さま・ハヤトくんは6才、ひなちゃんは2才。春巻もハンバーグもきれいに食べてくれました。ひなちゃんは私と誕生日が同じで、犬が好きなところも同じ。家にあった「ブサかわ秋田犬 わさお」の本を見せたら、顔真似をしてくれました。似てる?平和な楽しい週末の報告と、3月2日8日に続くファミリーメンバーの紹介その3でしたー。

2010年6月4日金曜日

こぼれ話のそのまたこぼれ話

先月何回か続けて書いた「ウォールペイント」シリーズ、たくさんの方に読んでいただけたようで、ありがとうございます。最近ページビュー数が少し落ち着いてきたなーと思っていたら、昨夜になってまたじわじわ上昇。どうしたのかと思ったら、福岡の「マダム・ワトソン」のラ・フランス店長(可愛いニックネームですね)からメールが入り「HPの『ラ・フランス店長の写真日記』というコーナーに紹介させていただきました」と。そういうことだったんですね、ありがとうございます。
数年前に取材で知り合ってから仲良くさせていただいているマダム・ワトソンさんでは、かなりお買い物もしています。スタッフのリサコさんと話しているうちにどうしても欲しくなって、一昨年は寝具を全部買い換えてしまいました。それまでいいかげんに選んだものを12年も使っていたので、ここのオリジナルのベッドパッドと羽毛ふとん(夏用とスリーシーズン用)と枕を初めて使ったときは、大げさでなく人生観が変わるくらいショックを受けました。これ、話し出すとかなり長いので、ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。あのね、疲れの取れ方とか幸せ感とかが全然違います。雑貨やインテリアの仕事を15年以上していて、ベッドリネンやタオルのヒーリング効果ってものすごく深いんだな、と、改めて実感として思い当たったのです。

リサコさんのエッセイにときどき出てくる編集者Y子って、どうも私のことらしいのですが、なんかすごく仕事に厳しくてダメ出しが得意なキャラになっています。本当はもっと優しいんだけどね。名前のどこにもYがつかないのにどうしてY子なんだ、と聞かれても困ります。小学校低学年の時に近所のガキ大将につけられたニックネームで、由来があまりにくだらないので聞かれても説明を省略しているからです。100万回くらい聞かれてもう疲れきって、高校時代は親友に説明を代行してもらっていました。どうしても知りたい方は、個人的にメールください。