そんな中、昨日はちょっとスペシャルなできごとのあった楽しい日でした。まず昼の部。
高校の美術部の1年先輩が同業界で長くグラフィックデザイナーとして活躍していることが友人を介してわかり、四半世紀ぶりに再会して、お昼ごはんをご一緒しました。ちなみに、先輩のことを教えてくれたその高校の友人も、仕事中にとある展示会で偶然出会って(やっぱり卒業以来くらいに)、同業ということがわかり、新た に親交が始まった人。いやー、人の縁というのはおもしろい。つながる人とはつながるものなんですね。
中学とか高校の頃って、1歳年が違うだけでも「○○先輩!」とかって呼びましたよね。私もその人をやっぱり今でも「サチヨ先輩」って呼んじゃうんだなぁ。エルデコなどのデザインを担当している鈴木幸世さん。高校生当時から彼女の書く文字や描線は、個性がありつつも完成されたフォントや文様のように美しかったのが印象的で、この道に進んだのは本当に納得という感じ。26年ぶりにしては、思い出話というよりは、時空を飛び越えていきなり同僚のように、リアルな今の仕事の話に白熱してしまいました。あまりに白熱しすぎて、証拠写真も撮り忘れ。ハッピーで人なつっこい笑顔が全く変わっていなくて、とてもうれしかった。また会いたいな。
素直に素敵だなぁと思える年上の女性って、正直言ってそんなに多くはないです。年を重ねると経験値が上がる分、いい意味で貫録が出てくる反面、凝り固まったり謙虚さを忘れたりする恐れもあるし、不必要な壁を感じさせてしまうこともあるかもしれません。でも自分がこれ以上でもこれ以下でもないとちゃんとわかってる人は、そんなことまったく気にせず、いつも誰といても楽しそうにしています。私も、目指したいのはそういう人です。
久しぶりに会った1歳年上の先輩と、最近知り合った12歳年上の先輩。2人のナチュラルに素敵な女性と一緒に過ごして、そんなことを思った日でした。
☆写真は、空になったボトルとグラスのある翌朝のテーブル。リアルタイムで撮影するのをいつも忘れるのが、私の悪い癖。
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