the matter of storage

でき上がったキッチン、どこに何を収納すれば使いやすいのか、試行錯誤しています。

たとえばこんな鍋類とか、

こんな食器類とか。大皿はキッチン側、取り皿はダイニング側。それから使用頻度も考慮して…。

収納スペースのプランニングの際、「俺に2列くれ」と言った人が。2列ぎっしり…え、何これ!?　全部酒じゃん!

とかなんとか、ボスたちはずっとああだこうだと話してて、最近放っとかれてるよなぁ…工事で仲良くなった職人さん、どうしてるかなぁ…会いたいなぁ…（ｂｙはな）

只今のBGM/“LONG SHOT PENNY” by Monkey Majik

撮影終了！

今日は朝9時から、プラスワンリビング4月号企画用の、自宅リフォーム後のキッチン撮影でした。マンション1階の東向きの部屋、しかも陽の差し込む角度の低い冬の撮影なので、晴れた日でもきれいな光の入る時間帯は短く、その時間帯にメインショットをもってくるために、かなりばたばたと場所を移動したり撮影の順番をあせりながら打ち合わせしたりしていました。近所の仲良しのお花屋さんがお花をいけに来てくれていたのですが、カメラマンと私の殺気立ったやりとりはさぞこわかったことでしょう（笑）。
少しあとからリブコンテンツの鈴木朝子さんが撮影のヘルプに、田原由紀子さんと、田原さんのご主人、アトリエ137の鈴木宏幸さんも様子を見に来てくださいました。撮影を進めながら、マンションの間取りのこと、工事中のこと、仕上がりのこと、料理のこと、脱線して昭和の歌謡曲のことetc...いろいろ話が弾んで楽しいひととき。インテリア業界ってほんとに素敵な人が多いです。


さて、撮影が終わればあとは私がページ完成までがんばるのみ。撮影用に大掃除したLDKの隣の、相変わらず「のだめ状態」の仕事部屋で、髪を逆立てて別の企画の原稿を書いています（締め切りが切羽詰まってくると本当に髪が立つんですよ）。というわけで、この後ちょっと更新の間が空くかもしれませんが…。

只今のBGM/「太陽にほえろ！」メインテーマ by 井上堯之バンド

工事完了＆ホームページ新コーナー

先週金曜、残りの塗装＆電気工事が入って、キッチンを中心としたLDKのリフォームがすべて終了しました。途中小さな変更もいろいろありましたが、それもまた楽し。以前から思い描いていたイメージが色、素材、形とひとつひとつ具体的になり、幾人ものプロの手による工程を経て、ひとつの形に結実していく様子を見ることができた、エキサイティングな10日間でした。
私が今回経験したリフォームは、「とにかくすべてチャラにして、新しくする」というものではありません。かなえたい希望を優先順位をつけて伝え、限られた予算の中で、お金をかけるところは思い切ってかけた反面、現状をかなり残すことでコストを抑えた部分も多い、ある意味「メリハリの効いた」リフォームだったように思います（このあたりのことはリブコンテンツ鈴木さんのスタッフブログにも）。これはやっぱり、実力があって機転の利く設計者と、理解力に優れた腕のいい職人がいなければできないことで、私はそんなことにも感動したのでした。
先日お伝えした通り、今回の変身の様子は3月6日発売の「プラスワンリビング」4月号でご紹介することになっており、今週はリフォーム完成後のメイン撮影が控えているので、この週末は荷物の片づけに終始。大きな段ボール箱10個分の荷物を出来上がったキッチンにおさめ、掃除をしたら、ああなんと、日曜日が終わってしまいました（泣）。

ところで、クリスマスイブにこのホームページを開いて1ヶ月、長らくUnder Constructionのままになっていた「Picture Archives」が、つい先程オープンしました。
そこではこんな風景写真や、
こんな可愛い子の写真や、

こんな変わった子の写真を、短い説明つきでアップしてあります。
よかったらお茶でも飲みながら、のんびり見てくださいね。

只今のBGM/“Better Make It through Today” by Eric Clapton

ペイント工事

今日は塗装工事の日。あらかじめ頼んでおいた「Farrow & Ball」のペイント2色、ついにオープン！

まずは養生です。部屋中のものをマスキングテープつきの薄いビニールシートで覆います。おいおい、作業の邪魔するんじゃないよ。

天井はちょっとグレーがかったオフホワイト「No.2004　Slipper Satin」で。もとの壁紙が甘めのクリーム色だったので、同じ白っぽい色でもだいぶイメージが変わりそうです。

塗装職人のMさんは先日の工場取材でもお会いした人。きびきびと作業を進めながら、ペイントの話から人生の話までいろいろと語ってくれました。「わたしも長いことこの仕事してるけどね、部屋の壁の色を変えるっていうのは意外と勇気がいることなんだよね。人生の中でもエネルギーレベルが高い時じゃないと、なかなかふんぎれないもんだよ」……そうか、私、今エネルギーレベルが高いんだろうか。まぁ今のところ、精神的にはわりと元気かもしれない。

壁に塗るのは「No.72　Gervase Yellow」。甘すぎないニュートラルなトーンが、天井の白にもキッチンのグリーンのタイルにも似合うと思って、これにしました。

工事も8日目、毎日通って来てくれるリブコンテンツの鈴木さんにも、連日繰り広げられる工事風景にもすっかり慣れた愛犬。いつも最新情報を知ろうとして、職人さんの手もとをのぞき込んだり、我々の相談に首を突っ込んだり。

あらら、これじゃまるで、職人さんの犬みたいだね。

別室で仕事をしながらのリフォーム工事の日々ですが、絶対写真ではお見せできない仕事部屋は現在、「のだめの部屋」のような状態。怒涛のような日々、明日はまた、撮影で自宅を空けます。帰宅後の成果を楽しみに。

先週留守にしていた間の工事の様子を、鈴木さんがリブコンテンツのスタッフブログでアップしてくれました。私の現場リポートは、プラスワンリビング4月号を読んでいただきたいのでこれ以上詳しくは書きませんが、鈴木さんの語りもとっても楽しいので、ぜひ読んでくださいね。

只今のBGM/“交響曲第7番イ長調” by Ludwig van Beethoven

サバイバル生活佳境

引き続き、現場からのリポートをお伝えします。昨日はシンク上にグリーンのガラスタイルがお目見えし、今日は新しく作った壁や補修した壁に、新しい壁紙が貼られました。現在、壁が全部まぶしいような白になっていますが、実はこれはあくまでペイント下地用クロス。明日にはこの上に、大好きなFarrow & Ballのペイントが施されます。ペイントは、「プラスワンリビング」で携わった何度かの取材を通してすっかりはまってしまった、ウォールペーパーとファブリックと並ぶ私の“大好物”。グリーンのタイルに合わせて選んだ色、ちゃんと似合ってくれるかな。リフォーム工事も明日が終盤のヤマ。同時に担当ページの進行も佳境を迎え、現在仕事机も自分の頭の中も相当ごったがえしています。はてさて、サバイバルできるかどうか…。

只今のBGM/“How Do I Survive?” by Superfly

サバイバル生活中

先週火曜日から始まったリフォーム工事、順調に進捗しています。水・木と仕事で丸一日家を空けたんですが、その2日間は帰宅するたびに風景が激変。「おぉー！！」という感じでした。

これが前回お伝えした、火曜日、壁撤去完了の図。

翌水曜の夜に帰宅すると、向かって左側に新しい壁ができていました。このちょうど裏に、冷蔵庫が入るのです。右側の壁はフックをつけるので、下地の木材がはめ込まれています。
そして木曜、仕事を終えて帰ってみると、先日工場で見てきたばかりの家具が設置されていました。思ったより大きいねぇ、いっぱい入るだろうなぁ…と、夫と愛犬とカウンターのまわりをぐるぐる。
金曜朝には、北海道から届いたナラ無垢材の天板が運び込まれました。職人さんが3人がかりで取り付け。担当の職人さんはおやじさんと息子さん2人の親子鷹。3人息の合った迅速な作業に、思わず見とれます。

この日のために買っておいたハンドルもつけてもらって、ずっとほしかった、大きなキッチンカウンターの全貌が姿を現わしました。
ところで、この2枚の写真の違い、わかりますか？
答えは、ドアの開き。出入りがスムーズになるよう、逆方向に開くように変更しようと言い出したのは、設計担当の鈴木さん。シンプルといえばシンプルな発想ですが、そんなことができるのかと、私はびっくりするばかりでした。

職人さんに「ドアの吊りを逆にするなんていう工事、よくあるんですか？」と聞いてみると、「いやぁ、ほとんどないねぇ」というお答え。作業も決して簡単ではないそうです。

でもいざ変えてみると、これまでドアを開けても見えなかったキッチンの掃き出し窓が視界に入るようになって、すごい開放感。部屋に入ったときの印象が一変しました。

愛犬はなは新しい環境を学習するため、まだ養生が残るキッチンを行ったり来たりしています。

只今のBGM/“Allentown” by Billy Joel

工事スタート

工事初日です。キッチンとリビングの間の壁とつり戸棚がきれいに撤去されました。ここに新たな壁と、先日工場で見てきたカウンターと収納がくる予定。完成図やイメージイラストは見せてもらっていますが、さてさて実際の風景はどんなものに生まれ変わるのか、実に楽しみでわくわくします。
現在、スナフキンライトのあるリビング側は、食器とキッチン道具が詰め込まれた段ボールやら、緊急避難した冷蔵庫やらで引っ越し中のような状態。「サバイバルセット」と名づけた最低限の道具で食生活をまかなうこれからの10日間、それもなんだかちょっと楽しみです。

只今のBGM/"Off the Wall" by Michael Jackson

リフォームルポ＆工場見学

会社員を卒業したら、まずは心機一転のために、自分が毎日過ごす場所をもっと快適なスペースにリフレッシュしたいと思っていました。最初に手をつけたかったのは、10年使っていろいろ不便を感じていたキッチン。これまで取材の仕事でたくさん出会ってきた設計会社さんの仕事はそれぞれすばらしかったけれど、なかでも一番趣味が合いそうだなと思ったのは、恵比寿にショールームのあるリブコンテンツさん。正式に依頼をしたのは10月の初めでした。以来、資料を持ってショールームに行ったり、設計担当の鈴木朝子さんに自宅に来てもらったり、部材を一緒に買いに行ったりもして何度も打ち合わせを重ね、この連休明けからはついに現場工事が始まります。

というわけで今日は朝から、これから取り付けるアイランドキッチンと収納家具をあらかじめ製作しておいてくれた工場へ、組み立てと塗装の見学と撮影に行きました。そして午後はリブコンテンツのショールームで取材と撮影。なぜ自宅のリフォームなのに取材なのかって？　実はこの模様、プラスワンリビング4月号のルポ企画になるからなのです。つまり、実は未経験の自作自演。
記事として書くからには、役に立つ内容にしたいので、この経験を通して当事者だからこそ気がついたことを、できるだけたくさん見つけていきたいと思います。

こちらが、リブコンテンツ社長の田原由紀子さん（左）と、わが家のキッチンを担当してくれている鈴木朝子さん。プランニングのごく初期から、鈴木さんのスタッフブログや田原さんのブログなどで実にまめにその様子を書いてくださっていたのですが、これからは私もブログを感心して見ているばかりというわけにはいきません。

工場では、塗料の微妙な色を目分量で配合してリクエスト通りの正確な色を作る、職人さんの鮮やかな手さばきを見たり、自宅まで打ち合わせに来てくれた家具職人さん親子が12月から製作してくれて、もうほぼ完成形になったアイランドキッチンが広げてある風景を目にしたりして、とてもうれしくなりました。作業場は塗料のにおいがかすかにしていて、石油ストーブにのったやかんが湯気を立てていて、BGMはTBSラジオのトーク番組というなごむ情景。人を喜ばせるものを、手を動かして作り出すことができるって本当にすばらしい。やっぱり私、職人さんという人種が大好きだなぁ。




というわけで、このお話は随時、しばらくの間続きます。

只今のBGM/"Lovely Day" by Bill Withers

仕事始めウィーク

今年は4日から仕事始めでした。昨日5日は早朝に家を出て倉敷へ日帰り出張。取材が終わり次第、記念写真を撮る時間もなくとんぼ返りし、本日は1日デスクワーク、明日はまた都内スタジオで撮影…と、ちょっと慌ただしい2010年スタートです。今月と来月は仕事がかなり詰まっているので、粛々と進めていきたいと思います。「ぎりぎりにならないとあせらない」長年のバッド・ハビットを克服するべく。

只今のBGM/"Knock on Wood" by Eddie Floyd

スナフキンライト

大晦日からわが家のリビングに新しいペンダントライトが仲間入りし、ちょっと新鮮な気分です。デンマーク製のヴィンテージだそうで、古びた真鍮製シェードの質感がいい感じ。目黒通りの「karf」に夫が3回も通っては眺め、「やっぱりこれは買いだ」と決心して買ったものです。でも最大のお気に入りポイントは「スナフキンの帽子に似てる！」ということだそう。確かに形も色もなんか本当にそっくりです。毎日眺めては「やっぱり買ってよかった～。酒がおいしくなりそうだなぁ」（←結局それかい！）とうれしそうに言っています。
年末の大掃除とともに、家具の配置も少し変えました。今月12日からキッチンを中心としたリフォーム工事をするので、その準備もそろそろ始まります。今のマンションに入居して10年、今年は自宅インテリアをいろいろリニューアルするのも目標のひとつ。なにしろ一番好きなことですからね、はりきってやりますよ。

只今のBGM/"Everybody Oughta Make A Change" by Eric Clapton

あけましておめでとうございます

というわけで昼から飲んでますが、まじめに新年の誓いを。2010年の目標は、いつも目標を持って進むこと、目標があることを忘れないこと。ささやかだけど、これだけでも少し、歩き方が変わる気がするから。そして、いつも楽しい気分で（これ大事）。どうぞよろしくおつき合いください！

只今のBGM／"Brand New Day" by Sting