2010年6月18日金曜日

infinite joy of creating

国立新美術館で21日(月)まで開催されているルーシー・リー展。作品を収録した本は家に1冊あったけど、実物を目にすると本当に感動します。あまりによかったので、2度見に行きました。
19歳から88歳まで、フォルムや技法や素材や釉薬、その他いろんな研究や試行錯誤を続けながら、ずっとずっと器を作り続けた仕事人。器もご本人も、なんて素敵な顔をしているんだろう。ただ作るだけじゃなくて、注文を受けて納品して…という仕事も自分でやっていたんだなぁ(「納期に間に合わなくて申し訳ございません」なんていう直筆の手紙も展示してあった)。館内で流しているデイビッド・アッテンボローによるBBCの工房取材ビデオもよかったな。大きな窯から焼き上がった器を取り出すときに「足、押さえてて」っていうのが可愛かったですよね。
Her life was filled with a tireless experimental spirit and the infinite joy of creating.と、解説の一部にありました。飽くなき研究精神と、何かを創り上げることの限りない喜びに満ちた人生。

心のメモに刻みました。

2 件のコメント:

  1. ご無沙汰しています。きのう田村さんのブログに訪問してみると、ルーシー・リー展のことが...。「21日までか…。ん?今日迄じゃん」ということでギリギリ4時半に滑り込みセーフで見てきました。平日でしたが激混みで、でもやっぱり観ておいてよかったです。GW明け以来うちの猫がたて続け2匹亡くなり、少々(かなり)バタついていました。書けば長くなるのでまたお合いした時に。はなちゃんも、ご家族もご自愛くださいませ。
    keisuke kobayashi

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  2. 恵介さんお久しぶりです! 最終日に間に合ってよかったですね。私が行ったのも2回とも平日でしたが、こんなによく人がいるなぁというくらい混雑してました。
    猫ちゃんのこと、突然にそれも2匹なんて、ショックですね…。ご冥福をお祈りします。今度、お話聞かせてください。

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