2010年4月30日金曜日

デスクワークの日

明日から連休なので、今日はデスクワークをいろいろ。これから撮影&取材に入る諸企画たちです。iTunesのGenius Mix(おもしろいですよね、これ)が勝手に作ってくれた12種類のMixingより、ノリノリの「メインストリームロックMix」を聴きながら。

2010年4月28日水曜日

ぎりぎりセーフ

昨日は朝から、リブコンテンツさんのウェブサイト掲載用の写真撮影でした。前日の深夜帰りで若干寝坊しつつ、あわててキッチンの大掃除。なんとか撮影開始に間に合いました。撮影してくれた若いカメラマンさん、すごく感じがよかったな。わが家を夫以外のカメラマンが撮影したのは初めてのこと。そのシーン、撮っておけばよかった…。
鈴木朝子さんが持ってきてくれたグリーン、壁に影が映って可愛いです。ウェブのページ、どんなふうになるのか楽しみ。

週初めの大宴会

月曜日、高校の友達約20人と築地で宴会でした。ひょんなことからGW前に一度会おうということになり、平日夜都内に来れる人~!と声をかけて集合したメンバーです。企業の第一線で活躍している人、独立して会社経営している人など職業も境遇もさまざま、それぞれ忙しい日々を過ごしていると思うのですが、集まればいつもこうやって盛り上がれる仲間達。在学中は知らず、ここでほとんど初めて話すような人がいても、友達の友達はもちろんみな友達、すぐにうちとけてトーク全開。今の仕事のこととか、この時代の友達だから相談できることもいろいろあります。不思議と思い出話ってあんまり出ないんですよね。高校3年間本当に楽しかったよなぁ~と、勝手に思い出すだけで幸せだからだろうか。みんな、また会おうね!

春に食べたいもの

旬のものが一番おいしくて身体にいいというのはよくいわれることですが、前回ご紹介した上田淳子さんは、毎年季節ごとに、その時期に食べたい旬の食材を手帳に書き出して、買い物の際に見ながらメニューを考えるそうです。春が旬の食材はいっぱいあるけど、たとえばホタルイカ、鰆、鯛、それから下の写真にもありますが、シェーブルチーズも春が一番おいしいそうですね。家で料理することがかなり増えたので、私もこれからちょっと気をつけて買い物してみようと思います。しかし可愛いね、春野菜って。

2010年4月26日月曜日

Session 1 has been completed

今月から、あるプロジェクトが始動しました。あたためていたアイディアを信頼する仕事仲間に話してみたら、みんなすぐ一緒に始めよう!と言ってくれて、先週末、さっそく第1回セッションを行いました。内容をまだあまり詳しく書けなくて申し訳ないのですが、進んできたらお知らせします。すごーく役に立つものです。1年くらい時間はかかると思いますが、がんばって作っていきます。
プロジェクト完了まで不動のメンバーで進めていきますが、こちらはご一緒いただいている料理研究家・上田淳子さん。公私ともにもう15年くらいのおつきあいになります。20代の終わりにこの人に出会えたことで受けた影響は、大げさでなく計り知れないものがあり、そんなこともおいおい、お伝えしていきたいと思っています。しかしいい天気ですね。外に出ると新緑の香りがふわっとして、毎日どこかで花が開いていて、一年で一番好きな季節です。なんだかこれから、いろんな楽しいことが起こりそうな予感。

2010年4月21日水曜日

年上のお友達

GW前、何かと気ぜわしいですね。たった1週間の休みなのに、雑誌の進行は10日くらい前倒しだし、撮影準備や打ち合わせもいろいろ進めておかなくちゃで、世の中全体が休み前の駆け込みモード。そんなこんなの波で、ここのところ更新が滞ってしまいました。

そんな中、昨日はちょっとスペシャルなできごとのあった楽しい日でした。まず昼の部。
高校の美術部の1年先輩が同業界で長くグラフィックデザイナーとして活躍していることが友人を介してわかり、四半世紀ぶりに再会して、お昼ごはんをご一緒しました。ちなみに、先輩のことを教えてくれたその高校の友人も、仕事中にとある展示会で偶然出会って(やっぱり卒業以来くらいに)、同業ということがわかり、新た に親交が始まった人。いやー、人の縁というのはおもしろい。つながる人とはつながるものなんですね。
中学とか高校の頃って、1歳年が違うだけでも「○○先輩!」とかって呼びましたよね。私もその人をやっぱり今でも「サチヨ先輩」って呼んじゃうんだなぁ。エルデコなどのデザインを担当している鈴木幸世さん。高校生当時から彼女の書く文字や描線は、個性がありつつも完成されたフォントや文様のように美しかったのが印象的で、この道に進んだのは本当に納得という感じ。26年ぶりにしては、思い出話というよりは、時空を飛び越えていきなり同僚のように、リアルな今の仕事の話に白熱してしまいました。あまりに白熱しすぎて、証拠写真も撮り忘れ。ハッピーで人なつっこい笑顔が全く変わっていなくて、とてもうれしかった。また会いたいな。

夜の部は、吉祥寺にあるフラワーとカルトナージュの教室「Après-midi」の木下康子さんが、シャンパンとチーズとデザートを持ってわが家にいらしてくださいました。次の企画の打ち合わせを兼ねて、一緒に軽く夜ごはんを。木下さんとは、何度か仕事をご一緒するうち、大の犬好きでご近所ということもあって意気投合し、吉祥寺でお茶を飲んだり、愛犬を預かってもらったりと何かとお世話になっています。美しくて人柄もよく、センスと才能のある、すごーく素敵なマダムなのですが、なぜかガサツな私ともノリの合う(合わせてくださってるんだと思いますが)、大好きなお友達です。打ち合わせは早々にすませ、夜中までああだこうだとおしゃべりしていて思ったのですが、気の合うお友達って、もうこうなってくると年齢じゃないですね。木下さんは、私と干支が一緒のお姉さま(怒られるかしら)。10年前だったらありえなかったかもしれないけど、そんな大人世代の方と楽しくお話しできるこの頃が、なんだかうれしいのです。

素直に素敵だなぁと思える年上の女性って、正直言ってそんなに多くはないです。年を重ねると経験値が上がる分、いい意味で貫録が出てくる反面、凝り固まったり謙虚さを忘れたりする恐れもあるし、不必要な壁を感じさせてしまうこともあるかもしれません。でも自分がこれ以上でもこれ以下でもないとちゃんとわかってる人は、そんなことまったく気にせず、いつも誰といても楽しそうにしています。私も、目指したいのはそういう人です。
久しぶりに会った1歳年上の先輩と、最近知り合った12歳年上の先輩。2人のナチュラルに素敵な女性と一緒に過ごして、そんなことを思った日でした。

☆写真は、空になったボトルとグラスのある翌朝のテーブル。リアルタイムで撮影するのをいつも忘れるのが、私の悪い癖。

2010年4月12日月曜日

おいしいものマーケット

今日の午後、前から一度行ってみたかった青山ファーマーズマーケットに行ってきました。石黒智子さんの本を作ったときに知り合った、福岡「ベジキッチン」のゴトウタカコさんから、今回から青山に出店しているとご案内をいただいたので、ご挨拶もしたくて。
旬の野菜や果物の味を封じ込めた、あの驚きのおいしさのお野菜ベーグルを作る人ってどんな人なんだろう、ととても興味がありました。冷凍で届くベーグルの焼き戻し方や、どんなものと合わせるとおいしいかなどを、電話で丁寧に教えてくださったゴトウさんは、思っていた通りの気さくで飾らない素敵な人。ベーグル工房の主宰のほか、野菜料理研究家として地元でお料理教室やワークショップなど、さまざまな活動をされています。ブログを見てもわかるように、おいしい野菜や果物への愛は深く、知識も深く、おもしろいお話が尽きません。大人気のあまおう(いちごですね)入りのベーグルは、土日両日とも午前中にはなくなってしまったそう。私が到着した午後2時には全種中3種、5個しか残っていなかったので、すみません、全部買い占めてしまいました。
同じブースで、おいしそうなドライトマトと、鹿児島の郷土菓子「ふくれ菓子」を今風にアレンジしたおしゃれなロールケーキ風の蒸し菓子「FUKU+RE」を購入。ポートワインで煮たプルーンとオレンジとシナモンとか、ドライいちごとホワイトチョコとか、素材の取り合わせも見た目もおしゃれ。食べるのが楽しみです。日本のいろんな地方で、伝統を踏まえた新しいアレンジのおいしいもの、センスのいいものを、若い世代の人がたくさん作っていますよね。もっといろいろ知りたいです。
香菜のベーグルを買ったのですが、これはひき肉と新玉ねぎを炒めてナンプラーで味付けしたのが合うそう。香菜大好きなので、こりゃヤバいですね。昼からビール飲んじまいそうです。赤いのはビーツのベーグルです。これはやっぱりクリームチーズでしょう。それから別のブースで、大粒のぶどうジャムと、青森の大きなにんにくを買い、手作りのソーセージを出してるホットドッグスタンドで、愛犬家のお兄ちゃんと立ち話。こういう買い物してると、楽しくて本当に切りがないです。

ベジキッチンもFUKU+REもお取り寄せはできるんだけど、やっぱり買いに行きたいな。来月、夫と愛犬と一緒にまた行こうっと。

2010年4月6日火曜日

ペイント企画予告

前編のキッチンリフォームに続く後編(自作自演企画第2弾)、ウォールペイントの記事を昨日やっと書き終えました。これから出てくる校正をチェックし、来週明けに色校をして校了。連休明け5月7日発売のプラスワンリビング6月号の企画です。その発売に合わせてまたHome Décorコーナーを更新するつもりですが、少しだけ、スピンオフショットをお見せしましょうかね。寝室と仕事部屋の一部です。先日、仲良しのデザイナーさんに「興味のあることや好きなことをやって、それを企画にできるなんて、編集の仕事っていいですね」と言われたのですが、はい、確かにその通りです。でもね、やりたいことを企画にしているからこそ、自己満足に陥らないようにだけはいつも気をつけています。じゃないと、プロじゃないもの。この情報が知りたい誰かのために、役に立つように丁寧に書くこと、表現すること。当たり前ですが、この仕事をして20年以上、ずっと心がけていることです。

おっと、柄にもなく、ちょっとえらそうなことを書きました。でもこのダイアリーは、オフィシャルな記事とは違うので、もっと気軽に自分勝手に、犬だの酒だの友達だのと、まさに好きなよう~に書いていますので、今後ともよろしくお願いします(笑)。

2010年4月1日木曜日

骨太なぬいぐるみ

今週、ほぼ5年ぶりに、ベビーインテリアの撮影の仕事をしました。

ツボだったこの子。ビスケットを前におあずけのポーズです。
たぶんボーダーコリーの子犬ですよね。
かの有名な、ドイツ・KÖSEN(ケーセン)社のぬいぐるみです。
リアルなぬいぐるみって顔がこわいことがあるけれど、ここのは本当にかわいい。種類も驚くほど豊富で、犬だけでもすごい数があり、調べてみたら、わがケアンテリアもありましたよ。
スタンバイ中の子たちと「ブレーメンの音楽隊」ごっこをして遊びました。
野生動物やマニアックな動物も揃っています。ぬいぐるみのデザイナーは動物園や、野生動物のいる世界の国立公園に通い、動物の生の姿をスケッチするところからデザインをスタートするそう。それから粘土で塑像を作ってフォルムを徹底的に研究してから、型紙を起こし、適した生地を納得のいくまで選んで…という作業が続きます。リアルで骨太、4本の脚でしっかり立つ頑丈な仕上がりも納得。デフォルメや擬人化の一切ない本当の姿を子どもたちに伝えることをモットーのひとつとしているそうです。動物への愛情とリスペクトが感じられる姿勢が、とても素敵ですね。甥っ子や姪っ子にプレゼントしたいと思うのはやっぱりこういうぬいぐるみだなぁ(自分でも欲しいけど)。

気心の知れたチームでの撮影はスムーズに終了。発表は5月です。