2010年3月13日土曜日

「いつもいる場所」から始まる幸せ

1週間前に発売になった「Bon Chic」、P90からの特集は、福岡のインテリアショップ「マダム・ワトソン」の木村里紗子さんが提案する「ベッドルームから始まる幸せ」。冒頭でご自身のベッドルーム2室のコーディネートを紹介してもらっています。今回の撮影はわけあって、ウェブサイトの心のこもった写真がいいなぁと思っていた、ショップマネージャーの元村明博さんにお願いしました。

この部屋全体を入れた横位置カットは、掲載されている縦位置カットとどちらにするか最後まで迷った一枚(元村さんに許可をいただいて紹介させていただきました)。ティファニーブルーをさし色にした白い部屋に、朝の光が気持ちよくふり注ぐこの写真も、とてもよかったのですが、最終的には朝食のテーブル越しにベッドをとらえた、ドラマチックなP91のカットに決定。「Bon Chic」お持ちの方は、比べてご覧になってみてください。

ベッドルームで朝食を、などという優雅な習慣、私はやってみたこともないですが、リサコさんのエッセイを読むと、そうかぁ、ちょっといいかもね…と思うから不思議。忙しい毎日を心穏やかに過ごすために大切なこととして、「自室をリゾートのような空間にする」という信念を自ら実践し、人々にも伝え続けているリサコさん。ご存じの方も多いですが説明しますと、彼女は2LDKのマンションの部屋のうち2室をベッドルームにしているのです。普通だったらリビングルームにするだろう、バルコニーに出られる12畳の部屋も寝室。エレガントな大きなベッドと座り心地のいい1人がけソファと、可愛い丸テーブルが置いてあります。お客様もここに通します。いつも心なごむ静かな音楽が流れています。そう、まるでホテルみたいなのです。
多くの顧客を魅了するカリスマスタッフと呼ばれているリサコさんの言葉は、人を行動に向かわせます。何度か仕事をご一緒するうちに、私も少しずつその影響を受けているようで、自分の生活に少し取り入れてかなり納得したことがあり、もう何人かにその話を伝道(←大げさだね)したのですが…。そのお話は、また改めて。

只今のBGM/“Moon River” by Henry Mancini

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