2010年3月25日木曜日

ペイント工事完了

冷たい雨の日でしたが、昨日は一日かけて、LDK以外の全部屋をペイントしました。もう、もとの壁紙の色はどこにも残っていません! 天井も入れると全部で9色。これはその一部です。拙宅に来てくださったペイントチームとともに、さっそく作業のスタートです。
3年半ほど前に知り合った、カラーワークスのペイン トチーム「Diverse」のリーダー中根康男さんは、ペイントの楽しさをわかりやすい言葉で伝えてくれる、従来の職人さんとはちょっと違うイメージの人。「職人はアーティスティックでかっこいい仕事だと、次世代を担う若い人に知ってほしいんです」。最初の顔合わせの時にも、そして昨日もそうおっしゃっていました。無口な職人さんも大好きだけど、こういう人もいいですねぇ。
雨で塗料が渇くのに時間がかかったこともあって、夜までの作業に。ペイント終了後、養生を片づける中根さんにまとわりつく愛犬。スペースごとに色が違うのがわかりますか?
ラストはわが家のLDKをスタジオ代わりに、中根さんのショートインタビュー。
塗り終わったローラーはラップフィルムでくるんで。いやー、いい色だ…。いつかやってみたいなとずっと憧れ続けて数年、やっと自分の家をペイントする機会が巡ってきたんだなぁと、ちょっと感慨深いです。でも1回やったら、これ確かに癖になりそうですね。

先日のリフォーム記事の後編として、今回のペイントと「色と暮らす」というテーマを「プラスワンリビング」6月号でレポートします。なんの変哲もない内装のごく普通のマンションが、壁の色をペイントでチェンジしただけでどれだけ変わるかをお伝えしますので、どうぞお楽しみに!

只今のBGM/“Get It On” by T-Rex

2010年3月19日金曜日

わんわんビフォー&アフター

家だけじゃなく、愛犬もすっきりリフレッシュしました。

Before
After
春だし、ちょっとはおしゃれしなくちゃね。きれいにシャンプーしてカットしてもらって、肉球もケアしたからプニプニだよ。(byはな)

※平和なネタ3連発(注:下の2つのアップと合わせて)、失礼しました。ちょっとこういうの、やってみたかったんです…。

A midnight baker

深夜にキッチンで物音が。何事?
ハンバーグですかね?
オーブンから甘いにおいが。何作ってんの?

チョコレート入りビスコッティですか。

ビスコッティ好きなのに、ひとつももらえなくて残念だな。(職場で配ったらしいです)

"Leave me alone" recipe

デスクを離れられないときによく作るのは、ほっておいてもOKな料理。

にんにくのみじん切りとちぎったタイムとベイリーフ、塩こしょうとオリーブオイルをまぜて1時間ほっておいた牛すね肉を、
玉ねぎと一緒にオリーブオイルで炒めて、アンチョビとトマトとオリーブとタイムとワインを入れて火にかけ、2時間ほっておくと、

こんなのができます。遅めの夜ごはん、これと簡単なサラダとパスタとワインだけでOK。ウィークエンドの始まりです。

只今のBGM/“Blues Leave Me Alone” by Eric Clapton

2010年3月16日火曜日

リフォームルポ特設コーナー、アップしました

キッチンリフォームのこぼれ話を書いた新コーナー「Home Décor」がやっと完成しました!(トップページにインデックスも新設されています)発売中の「プラスワンリビング」4月号の記事と併せて読んでいただくと、全貌がわかるようになっています。

プランニングの際参考にした本や、実にひどかったBeforeの状態(笑)、工事の進捗などをより詳しくお伝えしているので、リフォームを考えている方、興味のある方などのお役に立てばうれしいです。

この新コーナーではこの先も、家のデコレーションに関することをアップしていこうと思いますので、ときどき見てやってくださいね。

只今のBGM/“Piano Man” by Billy Joel

2010年3月13日土曜日

「いつもいる場所」から始まる幸せ

1週間前に発売になった「Bon Chic」、P90からの特集は、福岡のインテリアショップ「マダム・ワトソン」の木村里紗子さんが提案する「ベッドルームから始まる幸せ」。冒頭でご自身のベッドルーム2室のコーディネートを紹介してもらっています。今回の撮影はわけあって、ウェブサイトの心のこもった写真がいいなぁと思っていた、ショップマネージャーの元村明博さんにお願いしました。

この部屋全体を入れた横位置カットは、掲載されている縦位置カットとどちらにするか最後まで迷った一枚(元村さんに許可をいただいて紹介させていただきました)。ティファニーブルーをさし色にした白い部屋に、朝の光が気持ちよくふり注ぐこの写真も、とてもよかったのですが、最終的には朝食のテーブル越しにベッドをとらえた、ドラマチックなP91のカットに決定。「Bon Chic」お持ちの方は、比べてご覧になってみてください。

ベッドルームで朝食を、などという優雅な習慣、私はやってみたこともないですが、リサコさんのエッセイを読むと、そうかぁ、ちょっといいかもね…と思うから不思議。忙しい毎日を心穏やかに過ごすために大切なこととして、「自室をリゾートのような空間にする」という信念を自ら実践し、人々にも伝え続けているリサコさん。ご存じの方も多いですが説明しますと、彼女は2LDKのマンションの部屋のうち2室をベッドルームにしているのです。普通だったらリビングルームにするだろう、バルコニーに出られる12畳の部屋も寝室。エレガントな大きなベッドと座り心地のいい1人がけソファと、可愛い丸テーブルが置いてあります。お客様もここに通します。いつも心なごむ静かな音楽が流れています。そう、まるでホテルみたいなのです。
多くの顧客を魅了するカリスマスタッフと呼ばれているリサコさんの言葉は、人を行動に向かわせます。何度か仕事をご一緒するうちに、私も少しずつその影響を受けているようで、自分の生活に少し取り入れてかなり納得したことがあり、もう何人かにその話を伝道(←大げさだね)したのですが…。そのお話は、また改めて。

只今のBGM/“Moon River” by Henry Mancini

2010年3月10日水曜日

しばしお待ちを

リフォームルポ特設コーナーComing Soonと書いてからしばらくたっていますが、今しばらくお待ちを。今、デザイナーががんばってくれていますので(いきなり大量の原稿を送りつけたので、大変な作業になってしまっているようです)。
自分のホームページを作ったのは、もちろん初めての体験です。「完成形になるまでだいたい半年くらいかかるよ」といろんな人に言われましたが、本当にそうでした。仕事をしながらなので、なかなか思うようにコンテンツを書きためられず、更新は随時だし、まだ未完成コーナーもありますが、これからも時間をかけて完成させていきますので、どうか長い目で見守ってやってくださいませ。
4月号の発売に合わせ、リブコンテンツの田原由紀子さんが作ってくださった特設テーマブログや、鈴木朝子さんによるお知らせがすっかり先にできているのに、大変申し訳ないです。こちらもぜひお読みくださいね。
(下は、鈴木さんが描いてくれた完成図イラスト。可愛いでしょ)

2010年3月8日月曜日

ハウスウォーミングパーティPart2

夫の7歳年下の弟は、双子座生まれのツインズ。昨夜、久しぶりに2人揃って遊びに来てくれたので、急遽パーティタイムと相成りました。おやおや、もう飲みが始まってますね。
向かって左が兄のヤスオくん、メンズアンダーウェアを輸入・販売する会社「Les Jumeaux Gémeaux」(双子座の双子という意味)を運営しています(ブログはコチラ)。右の弟のアキオくんは、故郷の岐阜でシャンパンバー「MiG」を経営(ブログはコチラ)。2人とも、若いころから自分で事業をおこして着実にファンをつくり、きちんと繁盛させている実力派。
兄弟のなにげない語らいを聞いているのが好きで、私はこういうときあまり会話に入らず、わりと黙って聞いていることが多いです。

全員、結構飲むので(うち1名はプロだし)、調子に乗って一緒に飲んでいるとつい自分のリミットを超えることになり、翌日かなりヤバイことに。この兄弟には間にもう1人妹(ツインズにとってはお姉さん)がいるんですが、この人がまた、驚くほどお酒が強いんですよね。
締めと称して、誕生日に「ビストロ サン ル スー」のマダムから分けてもらったマールを開ける頃には、すでに夜更け。
愛犬もねぼけまなこですが、まったりとうれしそうです。

ファミリーっていいですよね。

只今のBGM/“Isn't This A Lovely Day by Ella Fitzgerald & Louis Armstrong

2010年3月6日土曜日

リフォームルポ特設コーナーComing Soon!

3月5日に「Bon Chic」創刊2号、本日3月6日に「PLUS1LIVING」4月号が発売になりました。PLUS1LIVINGのほうには、例の自作自演のリフォームレポートを書いていますので、ぜひご覧ください。

本誌記者の実体験ルポというスタンスで、自宅リフォームのすべてをお伝えする特集です。
(なぜか横レイアウトになってしまい、修正の方法がわからず…このままで失礼します)

今回のリフォームで大変お世話になった「リブコンテンツ」代表の田原由紀子さんが、ホームページでいち早く内容の予告をしてくださっていましたが、私ときたら「このリフォームのこぼれ話をホームページで紹介しています」と記事中に書いたのに、はりきって企画したその特設コーナーは現在、準備の仕上げ中…。まもなくオープンしますので、またお知らせします。

自分の体験が誰かの役に立つといいなと思って書いた9ページです。ご意見ご感想などありましたら、ぜひお寄せくださいね。

2010年3月4日木曜日

大原千晴さん著「アンティークシルバー物語」原画展

南青山「英国骨董おおはら」にて、昨日3月3日より、昨年10月に発売された大原千晴さんの著書『アンティークシルバー物語』に、宇野亞喜良さんが描かれた登場人物の肖像画イラストレーションの原画を展示する展覧会が開催されています(詳しいご案内はこちら)。夕刻から始まった素敵なオープニングパーティに参加させていただきました。
大原千晴先生が選ばれた、さまざまな時代を彩ってきたアンティークの銀器が鎮座する静謐な店内に、それらの時代を色濃く生きた歴史上の人物を描く、華やかな宇野巨匠のイラストレーション。20点の原画の迫力が深く胸に迫ります。3月3日は、「英国骨董おおはら」のオープン記念日でもあります。大原先生、本当におめでとうございます!


こちらが大原千晴先生。いつも撮影でお世話になった優しい奥さまとのツーショットを撮りたかったのですが、お忙しそうだったのでお声をかけられず…。

大原千晴先生のお母様、大原照子先生の最新刊『世界一やさしいパン作りの本』(文化出版局)のレシピで、奥さまが作られたおいしいパンやおつまみ、そしてワインがお供でした。

会場では、宇野亞喜良先生と、大原照子先生が楽しげにお話しされている光景も。長く第一線でご活躍されているかたならではの、自然体で人を惹きつける輝きがそこに漂っていました。
前任編集者から連載の後半を引き継ぎ、単行本にまとめるまでを担当させていただいた仕事ですが、尊敬する大先輩とご一緒させていただくことができて、本当に光栄なことだったと改めて感謝の念を新たにしました。パーティに出席されていた大原先生、宇野先生ゆかりの方々も、ひとりひとりがとても心に残る、素敵な人達だったです。

いつも楽しいお話が尽きない、気さくな宇野先生。本当にダンディでかっこいいです。昨年いただいた句画エッセイ集『奥の横道』(幻戯書房)、こう言っては何ですが、父の世代の青春の記憶がきらめくような印象を持ちました。ぜひ読んでみてください。それからこの日、見本誌が刷り上がったという宇野先生イラスト&編の『Akio et Aquirax 平田暁夫の帽子』(ワイズ出版)も、本という媒体の魅力を改めて深く感じさせてくれる一冊です。3月下旬発売。

『アンティークシルバー物語』宇野亞喜良原画展、会期は3月14日まで。ぜひともお出かけくださいね。

只今のBGM/“王のパヴァーヌ” 作者不詳、selected by 平尾雅子

2010年3月2日火曜日

ハウスウォーミング飲み会Part1

久々にのんびりできた日曜の午後、実家の両親と妹一家を家に招いて酒盛りをしました。リフォーム後のバタバタが落ち着いて以来、最初のゲストです。
この日は偶然、妹夫婦の11回目の結婚記念日でした(本人たちは「あれ、そうだっけ?」といたってあっさりしてたが)。

こういうときいつも夫は非常に腰が軽く、みんなにここぞとばかりにお酒を注いでまわります。シャンパン、ワイン、(チェイサーに)ビール、焼酎と進行し、父にも妹の旦那さんにもそれぞれのマックスまで飲んでもらいました。ファミリーなのでみんな気がねせず、疲れたらソファで寝たり休憩したり。料理も持ち寄りだから気楽ですね。
その後みんなで腹ごなしに井の頭公園まで犬の散歩に。リードを持っているのは、今年1年生になる甥っ子ワッチー(本名はワタルですが、赤ちゃんの時からのニックネーム)。「はなは9歳、おれ6歳(“お”にアクセント)」と言って、愛犬の歩調に合わせてゆっくり歩いてくれる優しい子。

ちなみにこれは「はなは4歳、おれ1歳」の図。赤ちゃんの時からずっとマブダチだもんね。
只今のBGM/“Lean On Me” by Bill Withers