2010年5月12日水曜日

ウォールペイントこぼれ話⑤ 玄関編

この更新ペースは自己新記録ですね。

続きまして第5回、玄関&廊下編です。ここはスペースも小さいし、「おまけ」くらいに軽く考えていた場所。だから他の場所と違って、特にこの色で塗りたいという希望もなく、はっきりいってノーアイディアでした。これがBeforeです。
マンションですから、ドアはもちろん換えられません。それを逆手にとって、「玄関ドアがもっと素敵に映る色」という観点から秋山千恵美さんが選んでくれたのが「№11 Stone White」。ホワイトという名前がついていますが、全然白ではなく(これってFarrow&Ballのペイント色名ではよくあることで、ブルーなのにグレーとか、グレーなのにホワイトとかいう名前が結構見られます)、ニュートラルなアースグリーン。ブラウン系と相性がいいんですね。無難なビニールクロスのぼやけた白の壁だったときと、格段の表情の違いです。

こちらは、玄関からリビングに通じる廊下を洗面室から見たところ。

ついでにミニスツールも天井と同じ色「№2004 Slipper Satin」で塗っちゃいました。
もうひとつ、おもしろかったアドバイスは、廊下の壁の塗り分け。これは玄関から見たBeforeです。
右手の壁の中央にある寝室のドアを境にして、手前を前出の「Stone White」、向こう側をLDKと同じ「№72 Gervase Yellow」に塗り分けようと提案してくれたのも千恵美さん。「せっかく気持ちいいリビングだから、廊下からその世界が始まるようにしようよ。視線が窓に向かって広がり、玄関を開けたときの期待感が高まるように」と言ってくださいました。名案!
ようこそいらっしゃいました、って感じします? 実際は玄関を開けると、転がるように走ってきて飛びつき、顔をなめようとする犬がいますので、要注意! わんわん。

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